地場大手の不動産会社で2万戸超を管理する川商ハウス(鹿児島市)。2023年の社長交代を機に、属人化していた業務の見直しを進めるなど新体制の構築に注力している。業務体制の強化と並行し、管理戸数の拡大を目指す。
社内体制の整備推進
23年に社長交代 受託チャネル追加
23年4月、前社長の急逝を受けて当時取締役だった水谷学氏が社長に就任した。同社は1975年の創業以来、管理と賃貸仲介を主軸に、鹿児島市を中心に事業を拡大してきた。現在、管理戸数は2万1827戸で年間の賃貸仲介件数は3622件に上る。従業員数は222人。
新社長体制下で、ベテラン社員が定年を迎え、若手を採用するなど、社内の世代交代が進む。揚村貞貴常務は「人員体制の変化に対応しながら、引き続き管理戸数は拡大方針を掲げる」と話す。
管理拡大に取り組む同社は、2023年から新築企画事業を展開する。自社で土地を購入し、マンションを企画。建築後にオーナーへ売却し、管理を受託する。これまでに、鹿児島市内に2棟を企画した。
強みは、賃貸仲介事業で培った顧客ニーズを物件企画の段階から反映できる点だ。




