フォステール(奈良県奈良市)は中古の戸建ての売買仲介を中心に年間約200件の取引を行っている。手数料が低く、同業他社が積極的に取り扱わない古い戸建ての売却に積極的に取り組むことで、相続に悩む世帯から数多くの売却媒介を獲得。その実績は加盟するFC「センチュリー21」でもトップクラスだ。
地域の空き家問題解消に注力
成約価格は700万円
同社の設立は2008年。不動産の売買仲介、買取再販、賃貸管理などを行っている。商圏は奈良県を中心とし、滋賀、大阪などの一部近畿エリアの売買も手掛ける。年商は約5億円。従業員数は34人でうち11人はパートスタッフだ。
同社の売買仲介の基本方針は空き家を含めた中古の戸建て売却の悩みを解決すること。奈良県は空き家率が全国平均よりやや高いこともあり、数多くの相談が舞い込む。24年1月〜12月の間の売買仲介件数は約200件(両手取引は1カウント)。取扱住宅タイプは中古戸建てが7割、その他、土地や中古マンションなどが3割で戸建てが主だ。
中古の戸建ては築古が多いため平均成約価格は700万円。手数料60万〜80万円ほどだ(両手のケース含む)。同社では媒介から販売までワンストップになるケースが多く、両手取引は8割程度。手数料単価は上昇傾向だと岸川悦也社長。というのも、24年の法改正によって800万円以下の取引の手数料が上限30万円に上がったためだ。





