北海道中心に計287戸を竣工
大和ハウス工業は、一部の居室を民泊としても使える分譲マンション「モンドミオ」を北海道と沖縄県で展開。居室を使わない間に収益を生むセカンドハウスとして、オーナーから好評だという。
同社がモンドミオを商品化したのは、2021年。1号物件は北海道で竣工した。
計4棟287戸を竣工し、そのうち3棟158戸が北海道と、道内を中心に展開する。
同社の北海道の分譲マンションは避暑やゴルフ、ウインタースポーツといった目的で滞在するセカンドハウスとしての購入が継続的にみられていた。しかし、オーナーにとっては1年のうち使う期間は限られる。そこで、滞在しない期間でも収益を得られるように民泊対応型住宅としてモンドミオを商品化した。
高層階を除く一部の居室を、民泊としても使える民泊対応型住宅として設計・販売している。需要の高さから、1棟に占める民泊対応型住宅の比率は徐々に高まり、北海道で3棟目の「モンドミオ札幌大通 南二条」では全体の84%を占める。専有面積は30㎡後半から50㎡超。間取りはワンルーム、1LDK、2LDKがメインだ。
民泊で利用しやすいよう、民泊対応型住宅においては設計面にも工夫を凝らす。玄関にはシューズクロークをあえて設置せず空きスペースを確保することで、キャリーケースを置きやすくした。クローゼットも備えず、ベッドをより多く置けるようにしている。中には2LDKでベッドを6台設置している事例もあるという。
既存物件の1戸あたりの販売価格は5000万~7000万円台。
購入者は40~60代がメイン層。通常の分譲住宅と違い、道外の居住者が多い傾向にあり、モンドミオ札幌大通 南二条では購入者の7割が道外のオーナーだった。
自身が利用しない際も収益を生むことができる点が評価され、モンドミオの既存オーナーの紹介経由での購入が多いという。
販売後、民泊利用を希望する場合には民泊の運営代行会社を紹介している。
北海道支店マンション営業所の藤岡弘樹課長は「北海道はファミリーが宿泊しやすいホテルの供給が不足している。今後も民泊需要が見込まれるエリアでモンドミオを展開していきたい」と話す。
(2026年6月1日16面に掲載)





