消臭、リラックスに効果
壁紙製造メーカーのトキワ工業(大阪市)が、知名度の高いブランドとコラボレーションをした機能性壁紙を販売している。
同社が取り扱っているコラボレーション壁紙の中で、P&G社の技術を導入した「ファブリーズ壁紙」は、気になるにおいを消臭する。また菌による増殖の抑制にもつながる。入居者に対して消臭効果などわかりやすくアピールできる点が強みとなっている。
ファイテン社の技術を導入した「ファイテン壁紙」は、壁紙に塗布された「アクアチタン」の効果により、空間にいるだけで心身ともにくつろげる環境の創出が期待できる。快適性をプラスし、心地よさの導入という点で他物件との差別化を図ることができる。
部屋の印象が明るくなる絵柄もあるファブリーズ壁紙(左)、くつろぎ空間の創出を促すファイテン壁紙(右)
いずれの商品も2年程度の開発期間を経て商品化された。空室対策や家賃アップといった賃貸物件の価値向上に直結する商材として展開している。トキワ工業は創業79年の歴史を持つ企業だ。創業当時は自転車のサドル製造を行っていたが、ヨーロッパで流行していた塩化ビニル壁紙の製造へとかじを切った。以降は壁紙一筋の歩みを続けてきた。
同社は自社製造工場を持つメーカーである。その強みを生かし、現場の声を反映した課題解決型の商品開発を今後も推し進めたい考えだ。
(2026年7月6日13面に掲載)





