職人不足や資源高が影響
壁紙を洗浄し、新品同様に再生する技術「クロス再生」を展開するサンリミックスでは、同技術の施工加盟店の新規加盟に関する問い合わせが増加している。3月以降、月間の問い合わせ件数が従来の3倍にまで急増した。その背景には、深刻化する壁紙を貼るクロス職人の不足に加え、中東情勢の緊迫化に伴う原油高や物流コスト上昇による資材価格の高騰がある。同社の松原昌弘社長は「コスト削減と工期短縮を両立できる技術として、改めて注目が集まっている」と分析する。
さらに、訪日外国人の増加に伴うインバウンド需要の回復も、問い合わせ件数を押し上げる要因となっている。クロス再生の施工加盟店である原状回復工事を行う事業者からは「外国人入居者は日本人と生活習慣が異なり、退去時に室内に特有の臭いが残りやすい」との声が上がっているという。クロス再生技術は、壁紙の表面の洗浄に加えて、壁紙の内部に染み込んだ臭いのもとまで除去できるため、表面の美観回復と高い消臭効果を同時に実現できる点が特長だ。





