24時間無人店舗の知見活用
物理鍵を受け渡し
地方で空き家を活用した民泊への関心が高まる一方、宿泊者対応や法令順守、鍵の受け渡しなど、運営には多くの課題が残る。hacomono(東京都渋谷区)は、セルフチェックインシステムを核に、開業支援から運営ノウハウの提供までを一貫して担うサービスを展開。フィットネス業界で培った無人店舗運営の技術を応用し、地方民泊の事業化を後押しする。
同サービスは、民泊予約サイト「Airbnb」と連携しながら、日本の民泊運営に必要な機能を補完する点が特徴だ。海外OTAは予約・集客面では優れるものの、住宅宿泊事業法で求められるパスポート情報の取得や、無人施設での鍵の受け渡しといった機能まではカバーしていない。同社は、こうした運営上の課題を解決するセルフチェックインシステムを提供している。
中核となるのが、独自開発したスマートキーボックスだ。一般的な無人宿泊施設では暗証番号による解錠方式が採用されることも多いが、同社は海外旅行者になじみのある「物理鍵」を受け渡す方式を採用した。チェックイン時にキーボックスから鍵を受け取り、滞在中は通常の鍵として利用できるため、毎回暗証番号を入力する手間がなく、利用者のストレス軽減につながる。





