賃貸住宅の建築や管理をグループで行う大東建託(東京都港区)は、2月20日に新社長を発表。4月1日付で竹内啓氏が代表取締役社長に就任する。現社長である小林克満氏は取締役に就く。
創業50年目迎え、新体制
竹内氏は、1965年11月29日生まれ、富山県出身。朝日大学経営学部卒業後、89年4月に大東建託に入社した。首都圏営業部長を経て、2014年6月に取締役、執行役員テナント営業統括部長に就いた。18年4月に常務取締役、不動産事業本部長に就任。現在、常務取締役、建築事業本部長を務める。
6月で創業50年目を迎える同社は、中長期的な成長をリードするにふさわしい人材の観点から審議した結果、経営陣を決定したという。
同社の22年3月期の売り上げは1兆5830億300万円、経常利益は1036億7100万円。23年3月期は売り上げ1兆6450億円、経常利益1040億円と増収増益を計画する。
大東建託
東京都港区
竹内啓常務(58)
(2023年3月6日1面に掲載)