クラスコ、管理ノウハウの蓄積で55億円【地域管理会社の経営戦略】

クラスコ,フロンティアホーム

賃貸経営|2023年04月10日

 総合不動産業のクラスコ(石川県金沢市)は、賃貸管理・仲介事業を中心に、売買、リノベーション、資産コンサルティングなどの不動産サービスを提供する。2014年に就任した小村典弘社長は、オーナーの賃貸経営を改善するリノベーションや、ITを活用した業務効率化で社内改革を推進。就任後10年でグループ売り上げを2倍の約55億円、利益を4.2倍に拡大した。また、社内で培ったノウハウを商品化し、同業者に向けた課題解決ツールとして外販することで、全国に多くの加盟店を抱える。

同業に外販し再集積する強み

リノベによる空室改善、FC化

 クラスコの強みは、自社で培った管理やリノベのノウハウを、外販商品にまで昇華させる仕組みにある。22年度のグループ売り上げは、54億9364万円だった。このうち、金沢エリアをメインとする不動産関連事業と、全国の同業者に向けた外販事業で40億円超、22年にM&A(合併・買収)したフロンティアホーム(埼玉県所沢市)で約10億円を売り上げる。

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