不動産ポータルサイトを運営するLIFULL(ライフル:東京都千代田区)と、1万6000戸を管理する居住支援法人メイクホーム(東京都足立区)は4月20日、住宅弱者の受け入れ支援で協力することを全国賃貸住宅新聞の取材で明らかにした。
第1弾企画はウェビナー開催
第1弾として、ウェビナーを5月17日に開催する。「居住支援法人から学ぶ身体障害者の住まい探しノウハウ」をテーマにメイクホームの石原幸一社長が講演。高齢者や障がい者の仲介や入居後の対応方法などを紹介する。
石原社長は「不動産会社のスタッフは、視覚・聴覚障がい、車いすなど障がい者によって対応の仕方を変えなければならない。住宅弱者の受け入れに取り組む企業が増えたらうれしい」と語る。
同セミナーはLIFULLの不動産業界向けメディア「LIFULL HOME'SBusiness(ライフルホームズビジネス)仲介・管理」内から申し込みが可能。
LIFULLのFRIENDLY DOOR(フレンドリードア)事業責任者のキョウイグン氏は「メイクホームとタッグを組むことで住宅弱者をなくす取り組みの強化につながる。今後もコラボレーションによる企画や施策を打ち出していく」とコメントした。
(2022年5月2日・9日2面に掲載)