着工前体験会に63人参加
コミュニティー型賃貸住宅の企画・運営を行うノビシロ(神奈川県藤沢市)は、多世代が交流する仕組みを持つ賃貸住宅「ノビシロハウス」の第2号となる「ノビシロハウス東久留米」を2027年3月に竣工予定だ。着工に先立つ26年3月29日、カードゲームや試食会などでノビシロハウスの暮らしを知る体験会を実施。入居希望者ら63人が参加した。
ノビシロハウス東久留米は、西武鉄道池袋線東久留米駅から徒歩5分の場所に建築する。RC造5階建てで、1階にはノビシロが運営する飲食店とテナントが入居する予定だ。居室は31戸で、このうち5~6戸を「ソーシャルワーカー」用の居室とする。
ソーシャルワーカー制度はノビシロハウス独自のもので、ほかの入居者への日常の声かけや入居者を集めた月1回のお茶会を主催する役割を担う。家賃は通常の居室の半額程度となる仕組みだ。ソーシャルワーカー主導で入居者同士の交流を促進することで、単身者の孤立を防ぎ、若者から高齢者まで多世代が暮らせる環境をつくる。
体験会では「自分が認知症になった場合に介護を受ける場所を決めている」など、人生で発生し得るリスクへの対応を問う49枚のカードを展示。参加者にそうした準備ができているか問いかけた。ノビシロハウスではカードの内容のうち3分の1のサポートを目指すという。
展示されたカード。高齢期に決めておきたい事柄が書かれている
鮎川沙代社長は「ノビシロハウスのコンセプトをオーナーや土地の売主が認めてくれたことで、2号物件の建築が実現した。2030年までに100棟の計画策定を目指したい」と話した。
ノビシロ
鮎川沙代社長
(2026年5月25日14面に掲載)





