真っ赤な地に白抜き文字が目を引く「ヘヤギメ!」の看板でお馴染みの賃貸仲介会社エスフィット(東京都港区)が出店攻勢に出ている。12月に代々木店を、1月に高円寺店をオープンした。同社の直営店舗数は13店、フランチャイズ8店、そのほか法人営業部が4拠点。
紫原友規社長は、さらなる店舗展開に意欲を見せる。
「2012年6月末までに30店舗体制を目指しています。山手線を中心としたドミナント戦略を採ることで、知名度を上げ集客力を高めるのが狙いです」
12月1日にオープンした代々木店には、1カ月間で約100人が来店した。JR代々木駅改札口そばという立地条件を活かし、店舗の看板に同社初のLEDライトを採用。夜間も店舗の存在をアピールする。内装は、地名にちなみ木材をふんだんに使用した。
1月5日に開店したばかりの高円寺店は、JR高円寺駅徒歩2分に位置する。人通りの多いパル商店街内の路面店という好立地を活かし、店外に47インチの大画面タッチパネルを設置した。月間200組の来店、成約率50%を目標に掲げる。
高円寺店の内装コンセプトは「ヴィンテージ」。古着店が多い高円寺のイメージに併せて考案された。来店者用の椅子はアンティークのものを設置。それもすべてデザインが異なる商品を並べるこだわりぶりだ。
エスフィットの年間仲介件数は約8400件。特定のエリア、沿線に集中して店舗を広げるのではなく、ターミナル駅を中心に店舗を増やすのは、物件情報を集める上でも有利だと紫原社長は話す。
「渋谷、新宿などは、個人家主のみならずマンションデベロッパーや不動産ファンド・リートなどさまざまな貸主の物件情報が集まりやすい。客付け力で評判を得られれば、大手から入居者募集を依頼されるチャンスも多いです」
昨年からインターネット集客のテコ入れも図り、さらに集客力が向上した。今年はさらなる集客力強化を目指す。





