ディー・リンク社(石川県金沢市)開発のソフトウェア「ロケーション・プロセッサ」の代理店として賃貸業界に本格参入を果たしたのはマック(新潟県上越市)。
同商品は物件の内観から外観といった周辺の情報をパノラマ画像としてサイトに取り込み、デジタル地図に連動できるといったもの。不動産会社や建築会社向けの商品としてリリースされた。
「この商品は不動産会社が普段行っている"内見"の作業をパソコン画面上ですべて解決してしまいます。また、通常の案内業務ではフォローしきれない周辺の街頭情報もパノラマ画像で取り込み、マッピングが可能です。また、物件の近所にある飲食店や病院、サービス店施設の店舗などとも直接ホームページがリンクできるため、自社ホームページを情報サイトとしても見せることができます」(ディー・リンク 加藤善一マーケティング・ディレクター)
入居希望者の多くは店舗に来店する前に、希望の物件の情報について調べてくるケースも多い。希望物件に対しての情報量も多いことから、不動産会社側では付加情報を提供しなければならない。
「わざわざ店舗へ来店いただくお客様に対してはプラスとなる情報を提供しなければなりません。以前は該当物件だけの情報を提供していれば良かったのですが、この競争化では差別化にはならない。ホームページの付加価値として地域の情報はもはや必須になってくるでしょう」(マック 丸山隆志社長)
また、この商品はSEO対策にも注力している。物件の周辺情報をサイト上で編集する際に、「地域名+賃貸」「地域名+新築住宅」といったようにキーワードを書き込んで登録する仕組みとなっている。
初期費用はソフトなどを含め300万円、アクセス解析などのサポートサービスやサーバー使用料として月に5万2500円(税込)を課金する仕組み。
「成約の可能性が高い顧客を集客し集中して提案することで、営業面での効率化は格段に向上します。人件費をかけずに知りたい情報だけをピックアップできる点も大きなメリットではないでしょうか」(丸山社長)





