内見の効率化や民泊での利用見込む
コネクティッド・デザイン(東京都世田谷区)は4月20日、スマートロックを活用した法人向けのシステム『Connected API(コネクティッド エーピーアイ)』の提供を開始した。
ターゲットは不動産会社やシェアオフィスの運営会社など。
販売するスマートロックは、親会社のイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム、同)製だ。
利用者は内見を予約すると、登録したメールアドレス宛てに鍵を施解錠できるURLが届く。
利用時間に限り、操作することで鍵の開け閉めができる仕組みだ。
今回発表したスマートロックシステムは、イッツコムが提供する室内家電の総合的な遠隔操作システムの一つ。
IPカメラ、扉やドアの開閉を感知するセンサー、家電品や照明のオン・オフを遠隔操作できるリモコンなどとも組み合わせられる。
機器同士が連携することで、セキュリティーをより高められる。
まずはスマートロックを不動産会社に販売することで、システムを普及させたい考えだ。
民泊での活用も見込む。