引っ越し経験者を対象に実態調査
ハウスメイトパートナーズ(東京都豊島区)は22日、賃貸住宅で一人暮らしの経験がある者を対象に行った、アンケート結果を発表し、4割以上がトラブルを経験していることがわかった。
4月12~13日の2日間、20~40代の引っ越し経験のある男女から「引っ越し時のトラブル経験」に関する実態調査を実施。インターネットを通じて1000人から回答を得た。
その結果、42.6%の者が退去時に失敗やトラブルになりかけたことが明らかになった。
主なトラブルの内容は2つだ。もっとも多かったのは、敷金が戻ってこなかったことで31%にのぼった。
次いで入居時からあった室内の傷や汚れの修繕費を請求されたが26.8%だった。
原状回復費用負担が生じた者の中でも、3割近くが敷金ではカバーできないほどの負担経験があるという。反対に、退去時にトラブルを経験していない者は、入居や退去の連絡・相談は早めにすることや、入居や退出時に写真を撮ることで、未然に問題発生を防ぐ策を取っていることが分かった。