レオパレス家主が返金を要求
レオパレス21(東京都中野区)を相手取り、名古屋に続いて、今度は東京で訴訟問題が持ち上がった。同社のオーナーがサブリース家賃減額に関してレオパレス21を起訴したことが10月30日、本紙の取材で明らかになった。訴状は10月5日に東京地方裁判所立川支部に提出された。
原告人は東京都内に住むオーナーだ。2000年にレオパレスで建築し、サブリース契約した東京都立川市のアパート1棟全22戸について、15年に行われたサブリース家賃減額交渉が錯誤のうちに行われ合意に至ったとして、減額分の返金を求めている。家賃の減額交渉は15年以前にも10年と13年に2回行われており、新築時に駐車場利用料も含めサブリース家賃総額103万4200円だったのが、10年には92万4200円、13年には83万6200円に減額していた。