2年以内で工事費回収を想定
収益不動産の再販や管理を行うアズ企画設計(埼玉県川口市)は11日、サブリース付きリノベーションの新サービス『イエリース』の第1号賃貸物件である『ガーデンハイム』の内覧会を行った。
『イエリース』は、賃貸住宅の資産価値向上を目的にアズ企画設計がデザイン、設計、改修工事を行ったうえでサブリースする。設計や改修工事などにかかる費用はオーナー負担になるが、サブリースによる家賃保証で空室リスクを低減できる。
サブリース期間は5年。6年目以降は稼働賃料の満額が収入となるが、引き続き、サブリースを続けることも可能だ。
同社賃貸部の遠藤一成担当部長は「老朽化などで、空室が目立つ物件は多い。オーナーはリノベーションをしたいと思っても、改修工事後に借り手がすぐに見つかる保証もなく、不安を抱え、なかなかリノベーションに踏み出せない状況になっている」と話す。この不安を家賃保証で払しょくすることが目的だ。