関西有力管理会社が仲介強化
関西エリアで約7000戸を管理する和社(大阪市)は、事業拡大のため2店舗目を市内北部に出店する。
夏ごろをめどに開業予定だ。
場所は阪神電気鉄道本線「野田」駅から徒歩1分の場所。
開発が著しい梅田エリアで、以前は他企業の仲介店舗が営業していたが、撤退により同社が入居。
5月初旬に改修の工事に着手する。
これまで同社では、管理物件の集客に注力。
物件写真や間取り図をイラストレーターで加工し、見せ方の工夫を行うことで差別化してきた。事業拡大に伴い、他社物件の仲介にも強化していく。
また、2025年の大阪・関西万博を見据えインバウンドの受け皿になる民泊物件の開発や収益物件の売買も展開する。
同社は北摂エリアでの展開を構想しており、阪上豊取締役は「3店舗目には新大阪エリアの出店も考えている」と話す。