公社、地域イベント開催
神奈川県住宅供給公社(以下、公社:神奈川県横浜市)は11月9、10日に、地域イベント『ミドラボオープンハウス2019』を緑ヶ丘団地(神奈川県厚木市)で開催した。東京工芸大学との連携プロジェクトで昨年に続き2度目だ。2日間で100人ほどが来場した。
内容としてはマルシェと称し、団地の公園や集会場を利用して地域に住む子育て世代の女性たちがパンや焼き菓子、手作り雑貨を販売したり、ヨガや絵本の読み聞かせといったイベントを催した。
オープンラボとして2019年9月に行われた『ミドラボ学生デザインコンペ2019』で学生が制作した団地リノベーション案を描いたパネルや模型の作品を団地の空き家に展示した。
公社は18年より東京工芸大学と連携協定を締結している。同大学は緑ヶ丘団地から約2km離れた場所にキャンパスがある。近隣団地の活性化を目指し、同大学学生がカリキュラムや研究の一環として空き家のリノベーションプランを設計するなど専門分野を生かして空き家を利活用している。