少子高齢化時代にあって、賃貸住宅業界でもますます高齢者対応が必要になってくる。管理会社やオーナーは入居者だけでなく、オーナーも高齢化していくことを考え対応策を講じることが重要だ。そんな中、管理会社で新たな取り組みが出てきている。
ハウスメイトグループ、社員研修で認知症サポーター養成講座
オーナー家族に寄り添うことを重視
ハウスメイトグループ(東京都豊島区)は、10月23日にオーナー担当向け社員研修として、認知症サポーター養成講座を開催した。オンラインで実施、全国130人の社員が受講した。
講師は大規模介護施設の施設長経験者で、現在は専門知識を生かしたファイナンシャルプランナーとして活動する木村誠氏。1時間半にわたる講義では、認知症サポーターとは何かから始まり、認知症の実態、認知症の人は特別ではないということの認識など、実演を交えたり、会場にいる参加者に質問をしながら講演した。