香陵住販(茨城県水戸市)が11月12日に発表した2020年9月通期決算は、上場以来5期連続の増収増益だった。不動産流通事業で自社企画投資用不動産の販売が好調だったほか、不動産管理事業でも期末の賃貸管理戸数が前期末比944戸増の1万9004戸となるなど前期売り上げを上回った。
21年9月期末に管理2万戸目標
21年9月期末には管理戸数2万戸を目標とする。25日のオンライン説明会で薄井宗明社長は、「収益安定化のための管理戸数を増やす姿勢は変わらない」とし、現在グループで20店舗の営業力や提案の強化、年間1000戸増体制に向けたつくばエリア・東京エリア展開を重視する方針を示した。