賃貸管理で発生する関連業務の一つが修繕だ。管理会社は退去後の原状回復工事や壁紙の張り替えなどを行い、管理物件の競争力を維持・強化する。ただし、修繕業務の体制や力の入れ具合はさまざま。3回目の今回は管理戸数2000戸周辺のCISレジデンス、オールハウス、東郊住宅社の3社を紹介する。
CISレジデンス、1年前からリフォーム注力
デザイン重視で物件競争力強化
管理戸数2500戸のCISレジデンス(東京都八王子市)は、売上高約4億円のうち、リフォーム事業の売り上げは30%を占め、35%の売買・賃貸仲介事業に次ぐ2番目の事業として重要視している。1年前に管理物件の入居率を高める目的で、定額リフォーム事業『イメチェン』を手掛けるココテラス(東京都港区)と業務提携。デザイン性の高いリフォームで競争力を上げていく。