現場理解×専門知識で経営支援
私は現場のPM(プロパティーマネジメント)業務に約10年間従事した後、コーポレート部門である経営戦略室へ異動し、経営企画や広報、情報システム、DX(デジタルトランスフォーメーション)などを担当して10年強が経過しました。
社内外の多様なステークホルダーと関わるコーポレート部門に身を置く中で、強く実感している事実があります。それは「自社の本業である不動産への確かな知見があってこそ、コーポレート業務の質と機能性は飛躍的に高まる」ということです。
単に「広報ができる」「IT・DXに詳しい」だけでは、提供できる価値は限定的です。「業界知識×コーポレートスキル」の掛け合わせがあって初めて、他者にはまねできない高い価値(プロフェッショナルスキル)を生み出せます。
今回は、CPMで得た体系的知識と高い職業倫理が、コーポレート業務にもたらす相乗効果についてお話しします。
経営判断を支える財務分析と専門知識
経営企画は、会社の未来を左右する経営陣の重要な意思決定を、客観的かつ多角的なデータにより強力にサポートする舵取りの役割を担っています。
そのため、単なる数値の集計係にとどまらず、組織全体を大局的に俯瞰(ふかん)し、将来を見据える高い視座が強く求められます。
そうした業務において、非常に強力な武器となるのがCPMで学ぶキャッシュフローなどの財務分析の知見です。





