ピタットハウスネットワーク(東京都中央区)が、全国のピタットハウスで働く約850人を対象とした接客コンテストを実施し、6日、結果を発表した。全国656店舗(当初)から約850人のエントリーがあり、接客ロールプレイングの完成度を競い合った。今回はリモート形式で初の遠隔開催となった。
賃貸部門の金賞に、旭川店の安田氏
賃貸部門で金賞を受賞したのは、ピタットハウス旭川店(社名:丸正池田)で働く安田寛之氏だ。予選、準決勝、決勝の3段階すべて勝ち上がった。決勝の様子はライブ配信され、全国のピタットハウスのスタッフ約300人が視聴したという。
決勝の接客ロールプレイングのシチュエーションは「他のピタットハウス店舗からご紹介いただいたお客様が夫婦で来店する」という設定。決勝進出者の中では、夫婦で意見が食い違っても両方が気持ちよく話を聞ける環境づくりなど高い接客スキルを披露した。
賃貸部門では、金賞の安田氏に続き、銀賞に香里園店(関西ホームサービス)の日暮翔馬氏、銅賞に松戸店(スターツピタットハウス)の小野優香氏が選ばれた。
同コンテストは2002年から開催しており、今年度で19回目の開催を迎えた。20年11月に全国を8ブロックにわけて、それぞれ予選会を実施した。審査では、営業担当者としての「ヒアリングスキル」「信頼度」「感じのよさ」「質問に対する回答力」を総合的に見る。
例えば「信頼度」では、会話・回答のスピード、感謝の気持ちの表現、質問の受け答え方などがかかわってくる。「質問に対する回答力」では、ピタットハウスを利用するメリットの提示から、エリアの特徴の説明など複数項目にわたる。
(1月18日2面に掲載)
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