大東建託(東京都港区)、センチュリー21・ジャパン(同)、アズ企画設計(東京都千代田区)の第3四半期決算が発表された。新築アパートを軸に事業を展開する大東建託と、不動産仲介を軸に事業を展開するセンチュリー21・ジャパンは、業績が回復基調にはあるものの、第1四半期での不調を引きずり、売上高も営業利益も前年同期比でマイナスだった。一方、中古不動産の開発を軸とするアズ企画設計は、売上高が前年同期比で倍増するなど好調だった。3社の業績について紹介する。
アズ企画設計は86%増収
建設事業の不調響く
大東建託の2020年4~12月期の連結での業績は、売上高が前年同期比3.2%減の1兆1092億3400万円、営業利益が同12.1%減の778億2400万円、経常利益が同12.2%減810億5200万円だった。