収益不動産の開発・管理を行うフェイスネットワーク(東京都渋谷区)は2月12日、上場市場を東京証券取引所のマザーズ市場から、第一部に変更した。
同社は、東京23区のうちでも、城南といわれる渋谷区、目黒区、世田谷区の3区を中心に、一棟収益マンションを開発。投資家への販売後は管理も行う。設立から19年で250棟超の物件をプロデュースしてきた。
同社は2018年3月に東証マザーズに上場、約3年でくら替えとなった。
コロナ禍の20年4月~9月の第2四半期決算は、前年同期比64.7%増の売り上げ96億7200万円、営業利益は同538.3%増の3億3300万円と好調だ。
今後は、コロナ下においてニーズが高まると考えられるリモートワーク対応可能な物件の開発にも力を入れていく。
蜂谷二郎社長は「当社が築いてきた良質な物件を軸とした『顧客主導型』の事業において、さらなる事業価値の向上に努める。今後は事業の幅を広げ、新しいサービスをいち早く顧客にお届けできるよう、まい進していきたい」とコメントした。
フェイスネットワーク
東京都渋谷区
蜂谷二郎社長(51)
(3月1日1面に掲載)
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