AIを活用した賃料査定サービスを提供するスマサテ(東京都目黒区)は、退去予定の賃貸住宅の再募集賃料を自動で査定する『リーシング査定』機能の追加を17日に発表した。ビジュアルリサーチ(東京都港区)が提供する賃貸管理システム『i-SP(アイエスピー)』とデータ連携し、『i-SP』を導入する不動産会社が退去予定の内容を入力すると、『スマサテ』が自動的に再募集時の賃料査定を実施する。内容は担当者にメールで通知される。
管理システムと連携し業務効率化支援
一般的には、退去が出ると、管理担当者が周辺の競合物件などの情報を集めて、再募集賃料をオーナーに提案する。1件当たり、1~2時間を要するため、管理会社の業務負担が大きい。