コロナ下におけるテレワーカーの増加に伴い、ワークスペースの完備を付加価値とした賃貸住宅が増えている。狙い通りテレワークを行う入居者を獲得しているようだが、一口にテレワーカーといっても「拠点は都心がいい」「郊外に移住したい」「暮らしと仕事を区別したい」など、ターゲットは細分化される。ワークスペースの在り方や設備面でニーズによる住み分けが必要になりそうだ。
共用部のワークスペースがテレワーク増加で高稼働
グローバルエージェンツ、出社の頻度で住み分け 都心型・郊外型物件
コミュニティー賃貸『ソーシャルアパートメント』を展開するグローバルエージェンツ(東京都渋谷区)は、3月27日に『NEIGHBORS渋谷神山町』(ネイバーズ:同)をオープン。2カ月で満室となっている。続けて5月29日には、『NEIGHBORS鷺沼』(神奈川県鷺沼市)をオープンし、1週間で満室となった。