収益商業ビルを開発するシティホームズ(東京都港区)が、不動産特定共同事業法(不特法)に基づく収益商業ビルの小口化商品を6月16日に発売した。第1号ファンド『THE CITY SHARE(ザ シティ シェア)代官山』の募集金額は6億9000万円で、一口500万円、二口以上で募集する。出資した投資家に不動産の所有権が帰属する任意組合型を採用し、節税手段として販売する。
任意組合型を採用、相続税対策に
配当利回りは約3%。運用期間は15年間を予定している。当該ビルは東急東横線「代官山」駅から徒歩3分の場所にあり、7月末に竣工予定だ。地下1階、地上3階建てのRC造で、竣工後はスパが一棟借りでの入居を予定している。