賃貸住宅約1万4000戸を管理するリゾン(埼玉県朝霞市)は、コミュニティースペースとして、本社ビルの一部を地域住民に開放している。地域に根差した不動産会社としての認知度向上と、地域活性化によるエリアのバリューアップが狙いだ。
コミュニティースペースの機能担う
4月に完成した新社屋の延べ床面積は550坪。その半分ほどをコミュニティースペースが占めている。例えば、1階のエントランスホールには、複数ディスプレーを設置したギャラリースペースを設置。朝霞市のプロモーション映像などを流している。広さ50坪ほどのホールには、ステージや大型スクリーンを用意。展示会や演奏会、セミナーなど、さまざまなイベントを開催できる。