東京都や神奈川県でオリジナルの賃貸マンションブランド「ZOOM(ズーム)」シリーズなど250棟以上を供給するトーシンパートナーズ(東京都武蔵野市)は6月10日、アプリ開発やウェブ制作を手がけるメリオフトゥーロ(東京都新宿区)を子会社化した。
入居者・オーナーアプリの改善を目指す
両社は2020年より共同でトーシンパートナーズグループが管理している約9500戸の物件のオーナーまたは入居者専用のアプリ「LENZ(レンズ)」を開発し、協力して運営している。LENZはオーナーや入居者とのコミュニケーション促進のため開発され、連絡や郵送などの不動産に関わる業務の軽減も期待できる。オーナー用アプリは、収支の状況把握、管理会社とのチャット連絡、物件価格査定の受け付けなどの機能がある。入居者用は、更新手続きやチャットでの相談対応が可能だ。加えて、自社メディアの配信や住んでいるだけでポイントがたまり、更新費用や退去時の精算費用などに充てられるサービスがある。