学生マンションの運営管理などを行うジェイ・エス・ビー(京都市)は、学生向けに入居時の初期費用を無料、最大6カ月分の家賃を半額にする「UniLife(ユニライフ)の学生支援特別プラン」の提供を1日から開始した。自然災害や新型コロナウイルス感染拡大の影響で引っ越しを見送ったり、住み替えを余儀なくされたりした学生を支援する狙い。
コロナ禍、自然災害などで学生支援
支援プランの対象となる物件は、同社が管理する全国の学生マンション200戸。同社の管理する学生マンションに入居中の学生に加え、この春に入学したものの部屋探しを見送った学生や、アルバイトの継続が困難になり住み替えを余儀なくされた学生などから相談を受け、今回の支援プランの導入を決めた。
新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、同社は2020年6月にも学生の支援プランを導入した。さらに、同年8月には特に影響の大きかった関東1都4県の学生マンション100室を対象に同様の支援プランを実施した。今回は、新型コロナウイルス感染症拡大だけでなく、自然災害による影響を対象に加えた。
(9月20日1面に掲載)