イタンジ、仲介顧客データを一気通貫で連携

イタンジ

その他|2021年10月06日

  • twitter

 不動産テック関連のサービスを展開するイタンジ(東京都港区)は、9月16日、賃貸仲介において初回接客から契約に至るまでの一気通貫の顧客データ連携を実現した。

対象物件は約15万件

 対象となるのは、不動産事業者間サイト「ITANDI BB(イタンジビービー)」に掲載されている賃貸物件の中で、ウェブ申し込み受け付けシステム「申込受付くん」による電子入居申し込みが可能な約15万件。

 今回の連携によって、同社が提供する顧客管理システム「nomad cloud(ノマドクラウド)」を導入した仲介会社は、対象物件に関しては、部屋探しユーザーの初回接客から契約手続きまでを同一画面で管理できるようになる。また、部屋探しユーザーは、問い合わせまたは来店時に入力した名前や住所などの情報を入居申し込みや契約の際に改めて入力する必要がなくなる。

 福崎元樹執行役員は「エンドユーザー来店時に電子受付をしたデータを、そのまま入居申込時に活用できるようになり、仲介会社スタッフの入力の手間をなくし、顧客の利便性も向上できる。また、nomad cloudのAPIを通して顧客データを基幹システムへ自動連携すれば、一気通貫での管理が可能になり、業務のDXを一層進められる」と話す。

(10月4日2面に掲載)

おすすめ記事▶『イタンジ、家賃債務保証契約の電子化推進』

検索

アクセスランキング

  1. 賃貸仲介会社の営業停止続く

    シティホーム,キンキホーム

  2. ハウスコム、上場廃止へ

    大東建託,ハウスコム

  3. エステムプランニング 賃料改定、約5%アップ

    エステムプランニング

  4. 既存物件に省エネ部位ラベル

    国土交通省,大東建託パートナーズ,積水ハウスグループ

  5. アエル流し台製作所、賃貸向けキッチンの新色提案

    アエル流し台製作所

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ