コロナ下でも盛況!賃貸住宅フェア2021in東京 イベントレポート~後編~

ハッチ・ワーク, ビレッジハウス・マネジメント, ミリーヴ, リヴォート, Yappli(ヤプリ), Baan(バーン)仙台, 東武不動産, ウチダハウス

その他|2021年10月05日

多彩なブースで会場は活気にあふれた

 弊社は9月15・16日に神奈川県横浜市の「パシフィコ横浜」で「賃貸住宅フェア2021㏌東京」を開催し、2日間で4266人が来場した。108社213ブースが出展。新型コロナウイルス下において感染症対策を徹底しながらの開催となったが、家主や不動産会社の社員などの来場者は出展企業ブースやセミナーで賃貸経営に生かせる情報を熱心に収集した。

不動産テックピッチコンテスト、1位はハッチ・ワーク

5社が自社サービスをプレゼン

 15日に行った不動産テックピッチコンテストは、全国賃貸住宅新聞社と一般社団法人不動産テック協会の共催で行った。

 コロナ下で非対面・非接触サービスのニーズが高まり、加えて、22年5月までに宅地建物取引業法の改正により実現するオンライン契約によって、賃貸業界においても不動産テックサービスのますますの活用が見込まれる。

 不動産関連業務の改善や新規ビジネスにつながる不動産テック企業21社がエントリー。応募の中から厳正な審査ののち選ばれた5社が同フェア当日に登壇した。

 各社、7分で自社サービスのプレゼンテーションを行った。

 不動産テックのベンチャーキャピタルらを始めとした審査員が参加し、各社の不動産テックサービスの可能性を見定めた。

 1位を獲得したのは、ハッチ・ワーク(東京都港区)。月極駐車場運営のアウトソーシングを行うクラウドサービス「at PARKING(アットパーキング)月極パートナーシステム」により、不動産会社のインターネットでの駐車場の集客や、申し込みから契約までの業務をオンライン化するサービスだ。

不動産テックピッチコンテスト参加者の集合写真

1位はハッチ・ワークが受賞(前列左端、ハッチワークの増田知平社長)

 増田知平社長は「7分間で何を伝えなければいけないかを考え、発表するのは楽しかった。自分たちのサービスがハブとなって、皆さんを巻き込んでいけるよう、機能を拡張していきたい」と話した。

 

満席続出のパネルディスカッション

パネルディスカッションの写真

著名オーナーが登壇した座談会では、本音トークが行き交った

 フェアの目玉企画であるパネルディスカッションは満席が続出。

 16日に行った「敏腕家主2人が語る!これからの賃貸経営」では、著名な赤井誠オーナーと沢孝史オーナーが登壇。「家主と地主」の永井ゆかり編集長が司会に入り、賃貸経営を新たに始める可能性や、入居者ニーズへの対応などに関して独自の意見を交え、語りあった。

 15日の「契約完全オンライン化で変わる賃貸ビジネスの未来」では、ビレッジハウス・マネジメント(東京都港区)共同最高経営責任者の岩元龍彦氏と、ミリーヴ(熊本市)の川口雄一郎会長の代役として登壇したリヴォート(同)の吉村隆之取締役が、DXの取り組みや、契約オンライン化で業界のビジネス手法が変化する姿をイメージさせる発言が上がった。

 

≪出展者の声≫

Yappli、管理会社の課題ヒアリング

 アプリ開発を行うYappli(ヤプリ:東京都港区)は、今回は不動産業界への認知度アップのために出展した。

 出展により、多くの管理会社やオーナーにヤプリを周知することに加え、ヒアリングの中で管理会社のニーズや課題をリアルな声で聴くことができたと実感する。マーケティング本部PRオフラインマーケティン部の原田千亜紀部長は「直接現場にいる人と話ができたため、今後の不動産業界に向けてのサービス訴求に生かすことができる」と話した。

Yappliのブースの写真

Yappliは対面のヒアリングで不動産業界向けのサービスアイデアに生かす

 

家主との交流求め4回目の来場

 不動産賃貸業を行うBaan(バーン)仙台(宮城県仙台市)の佐藤祐一社長兼オーナーと、仙台エリアで猫共生型物件を所有する石森竜洋オーナー(同)は空室対策の情報収集や関連会社へのあいさつなどを目的に足を運んだ。石森オーナーは今回が4回目の来場で、他のオーナーとの交流や出会いの機会が得られることも来場理由の一つだという。「今回のフェアは永井編集長のSNSを見て知った。先月から雑誌『家主と地主』の購読を始め、毎月の特集が面白く、トレンドも追えるのがよい」(石森オーナー)

 一方、佐藤社長は「家主向けのブースや商材が少なく感じた。DIYなどのオーナーでもできるようなちょっとしたリフォーム方法があればうれしい」とコメントした。

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「アネックスホール」内のセミナーも盛況

東武不動産、電話対応のスキル 会社ごとの違い学ぶ

 東武不動産(東京都墨田区)住宅賃貸事業部の櫻井杏子氏は初来場。毎年会社の若手が参加しているという。今回は「REAA不動産甲子園」を観覧。特に電話対応のスキルアップについて興味があった櫻井氏は各社の取り組みの違いに驚き、刺激を受けたという。現在同社では空室対策やリーシングに注力している。新聞は会社で購読し、回覧している。「不動産業界の他社の取り組みや働き方、コロナによる影響などについて特に関心があるため、そのような特集に注目している」(櫻井氏)

会場の写真

実際の商材をじっくり見て回る来場者

ウチダハウス、オーナー向け媒体制作の参考に参加

 ウチダハウス(東京都練馬区)管理部第2課の柴田貢平氏は毎年、会社の従業員数人とともに来場し、今年が3回目だ。

 柴田氏は家主向けのニュースレターを毎月作成しており、その参考となるような情報収集に来た。同社では業務効率化の一環として電話の自動対応の導入を考えているため、そのための情報を集める狙いもあったという。

 次回の賃貸住宅フェア2022㏌東京は、7月26・27日の2日間、「東京ビッグサイト」で開催する予定だ。

(10月4日8面・9面に掲載)

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