関西圏を中心に空きスペースを活用したビジネスコンサルティングを行っているユキサキ(京都市)は、2021年10月に京都府亀岡市にて空き家を活用した美術展「言葉のAspect(アスペクト)展」を開催した。
空き家となっている築100年の古民家を所有するオーナーから、地域復興の依頼を受け企画した。空き家がある亀岡市東本梅町は農村地域であり、人口の流出が止まらず市外からの来訪者もほとんどない。ユキサキは以前より取引のあったオーナーから地域活性化の一環として自身の所有する空き家の活用の提案を受けた。そこで空き家を展示会場とした現代アートの企画が持ち上がった。理由は、コストを抑えつつ自然と現代アートを掛け合わせるという話題性を軸に市外からの来訪者を集めるためだ。