不動産業界の人材を考える
O:(オー),リンクアンドモチベーション,セールスアカデミー,リアルタイムズ,ウスイホーム,FANTAS technology (ファンタステクノロジー)
管理・仲介業|2022年03月30日
人材の流動性が高い不動産業界において、新型コロナウイルスの感染拡大前から人材の定着は大きな課題だ。採用から育成、人事制度まで、一連の社内整備の重要性が高まる中、不動産業界が抱える課題を提示したうえで、人材面の組織強化につながるサービスを紹介する。
不足スキルや評価を可視化
動機弱い応募が増加座談会で会社理解促進
社員が力を発揮でき、辞めない会社をつくるには「人材サイクル」を回していくことが基本となる。人事制度を基盤に、採用、育成、評価、人材配置の見直しを適切に実施することが肝要だ。採用に目を向けてみると、有効求人倍率は、コロナ前の2019年10月期は1.59倍だったのに対し、20年10月期は1.05倍と激しく落ち込んだ。21年10月期でも1.16倍にとどまり、いまだコロナ前の状況には戻っていない。