※全国賃貸住宅新聞・4月10日号9面の記事において、入居者間のトラブル対応に対して、法律行為を思わせる「事実確認後に仲裁」や「トラブルの仲裁」という表現がありましたが、同サービスは、当事者へのヒアリングやアドバイスを主とするもので、法律行為に該当するものではありません。
近隣トラブルなどの解決支援事業を展開するヴァンガードスミス(東京都港区)は2015年より、入居者同士のトラブルの解決を支援するサービス「mamorocca(マモロッカ)」を提供している。管理会社の代わりに元警察官であるヴァンガードスミスの社員が対応する。
元警察官が事実確認とアドバイス
案件の約8割が騒音に起因するトラブルだ。自身も元警察官である田中慶太社長は「対応を間違えることで、より大きなトラブルに発展してしまうケースが多い」と語る。相談の受け付けからトラブルの収束まで同社が代行する。当事者から事実確認のヒアリングを行い、必要に応じて電話や訪問で是正を依頼。客観的な視点でトラブルに対応し、相談者の過度な要求をのまないことでトラブルの早期解決を目指す。