空室対策会議が奏功
年間500件の賃貸仲介を行うベルエステート(千葉県木更津市)は、管理物件への賃貸仲介を強化。自社付け率は、全体の成約件数のうち約40%を占める。
賃貸仲介と管理の担当者らで、空室対策について話し合う会議を開催。物件の課題を洗い出し、改善してきたことが奏功している。
同社は千葉県木更津市、君津市、袖ケ浦市、市原市を主な商圏に賃貸仲介・管理を行う。管理戸数は1400戸だ。
空室対策の社内会議を「長空対策会議」とし、退去から100日が経過した部屋を長期空室と定義。いかに入居者を獲得するかについて話し合う。2022年から開始し、毎月1回開催している。
同会議には賃貸仲介と管理の担当者、計8人が参加する。賃貸仲介担当者が部屋探しの顧客への接客の中で吸い上げたニーズを管理担当者と共有。管理担当者は会議で得た情報を、物件価値を上げるためのオーナー提案に生かす。
これまでの会議では照明器具、インターネット回線の設備導入が検討された。
これらの取り組みにより、24年1~4月の繁忙期間において、管理物件の賃貸仲介を195件行った。
今後は賃貸仲介件数の底上げを目指す。賃貸営業課・丹野聡美主任は「買い取りしているポータルサイトの掲載枠を使い切れていない現状がある。その枠を上限数まで使用し、反響数の獲得増から成約件数アップを目指していく」とコメントした。
(2024年12月16日2面に掲載)





