集合住宅向けインターネット接続サービスのギガプライズ(東京都渋谷区)の業績が好調だ。右肩上がりでネット供給戸数を増やし、2020年9月末時点で64.6万戸と3月時点と比べて14.5%増。Wi-Fi回線の取り扱いをメインに新築・既存物件に供給戸数を増やしている。梁瀬泰孝社長は「大手ハウスメーカーとの協業が成長をけん引してきた」と語る。経緯と強みを語ってもらった。
主力はWi-Fi回線 賃貸メインに65万戸に供給
6年前から賃貸向け強化「回線切り替え」が強み
―2020年4~9月期の売上高・営業利益は二ケタの増収増益でした。2021年3月期の計画も、売上高が154億4300万円(前期比13.1%増)、営業利益が15億7500万円(同27.5%増)と見込んでいます。もし達成すれば、過去最高水準の業績です。
コロナ禍で打撃を受けている業種が多い中で、当社はストックビジネスを構築できています。ありがたいことに、悪影響を受けずに済んでいます。