競争激しい賃貸マンション向けインターネット設備(ISP)市場で、Ai.Connect(アイコネクト:栃木県宇都宮市)がシェアを拡大している。2025年度の「全戸一括型マンションISPシェア」(MM総研発表)では11位、25年度純増数では4位となった。次の成長戦略としてオーナー向け事業の強化を掲げる松永侑祐社長に話を聞いた。
現場対応力武器に管理会社とタッグ
Ai.Connectは、マンションISP事業を主力事業として、全国に約20万人のユーザーを抱える。ハウスメーカーとも提携し、新築物件でも採用される。26年8月期の売上高は18億円の見込みだ。売り上げの8割がマンションISP事業、残りの2割が集合住宅向けのIPインターホンシステム「Ai.Lock」事業となっている。
ISP事業においては、無料インターネット回線「アイネット」と、アイネットの上位サービスである安定通信回線「VirtualPath」の売り上げがそれぞれ3割強となっている。主力エリアは関東圏で、売上高の3割。近年は福岡など九州でもシェアを拡大する。
営業チャネルは、不動産管理会社経由が8割だ。管理会社を通じてオーナーにアプローチすることを基本とする。「この業界では、導入後のフォロー体制が不十分で解約に至ることが多い。そうならないよう柔軟な対応に力を割いている。オーナーの要望に寄り添うことを積み重ね、管理会社から声をかけてもらえるよう心がけている」





