洋館家グループ(栃木県鹿沼市)は戸建て賃貸住宅の開発から販売、管理までを手がけ、年商20億円超まで成長を遂げた。地場の中小工務店だった同社が、いかにして全国で年間約500棟の戸建て住宅を販売する企業になったのかをグループ3社の最高責任者を務める福田功社長に聞いた。
戸建て賃貸住宅を軸に年商20億円超
企画化で低価格を実現 累計販売数は3500棟
―現在の年商はグループ全体で20億円超とのことですが、その内訳は。
戸建て住宅の開発・販売を行う洋館家本店で9億円、資材の仕入れや販売を行う未来の住まい館(同)で10億円、賃貸管理を行う晃南開発(同)で2億円弱となっています。洋館家本店では、戸建て住宅を年間約500棟販売しており、その半分ほどが賃貸住宅として運用されています。累計販売数は約3500棟です。