家族だんらん意識 広々としたダイニングに改修
2017年04月10日 | リノベーション
賃料1万3000円アップでカップルが入居
築29年の3DKを大人なモダン調の部屋にリノベーション。
家賃は1万3000円アップの6万3000円で、改装後2カ月足らずで入居が決まった。
手掛けたのは、福岡県を中心に約1万5000戸を管理する不動産中央情報センター(福岡県北九州市)だ。
BEFORE
JR九州日豊本線「城野」駅から徒歩7分の3階建て『小西ビル』最上階の一室。
築年数による暗いダイニングキッチン、そして2つの個室が和室のため、空室が半年続いていた。
3階建てでエレベーターがないことからターゲットは20~30代、DINKSや子どものいるファミリーの入居を想定した。
広いリビングでゆっくり夫婦がくつろげるよう間取りは3DKから1LDKに変更。
約37㎡の広さを確保した。
リビングの内装は白を基調とし、床はキラキラと輝くストーンタイルを敷き、壁の一面にライトグレーのアクセントクロスを貼った。
これによりシックな雰囲気を全体として演出している。
料理をしながら、リビングで過ごす家族と会話が楽しめるようにするためキッチンは対面タイプを採用。
キッチン前方には淡いブルーの黒板塗装を施し、家族へのメッセージや今日のメニューなどを書いてコミュニケーションツールとして利用することができる。
水回りはユニットバスを入れ替え、洗面室も清潔感のある仕様にすることにした。
工事費は約250万円。
入居者は結婚を控える30代カップルだった。
担当者は「内装デザインの統一感と新しさ、光沢のある床の明るい感じが気に入ってもらえたようだ」と語った。