亀岡大郎のトップ対談

毎月入居者6万人に連絡代行 清水 望 社長

Bestエフォート

東京都豊島区

2018年07月23日号

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清水 望 社長

不動産会社のコールセンター業務とインターネット回線などの付帯商品販売の営業を代行するサービスがある。光通信のコールセンターで何度も契約数全国一位を獲得していた清水望社長が提供する『ラストワンマイル』だ。コールセンターは、劣悪な労働環境、ノルマがきついといったイメージから不人気業種の一つといわれている。その業界イメージ改善を図る清水社長に話を聞いた。

アナログなつながりが入居者の信頼を得る

清水 はじめまして。コールセンターを運営しておりますBestエフォートの清水です。

亀岡 6月の賃貸住宅フェアにブースを出していましたね。

清水 はい。当社のサービスを大々的に宣伝することができ、たくさんの来場者に興味を持ってもらいました。

亀岡 それはよかったです。社名はどういう意味ですか。

清水 『エフォート』は、目標達成に向けて努力するという意味です。これに『Best』を付け加えることで、最大限の努力をしてお客さまに満足いただける日本一のサービスを提供していきたいという思いを込めています。

亀岡 考えは立派ですね。どのようなサービスを提供しているのですか。

清水 『ラストワンマイル』というサービス名で、管理会社の代わりに入居者に対して、引っ越し後の困りごとや要望などを伺う電話連絡、新生活に必要なインターネット回線や宅配水の案内を行っております。

亀岡 管理会社の代わりに入居者一人一人へ電話をかけるのですね。効率化していく企業が多いなか、アナログですね。しかし、これからはそんなアナログなつながり、つまりリアルが大事になっていきます。一時期、新聞業界はネットにかなりやられましたが、今は違います。ネットに出ている情報は誰が書いているのか顔が見えず信頼を失ってきています。やはり記者という顔、発信している人間の顔が見えなければ信頼は生まれないのです。

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清水 望 社長

Bestエフォート

清水 望 社長

1985年12月22日生まれ。東京都板橋区で育つ。18歳のころから光通信のコールセンターでアルバイトを始め、全3000人いるスタッフの中で3年連続契約本数全国一位を続けた。その後、光通信に入社し、東北・北海道エリアの販売店でも全国一位を獲得。12年に独立し現在に至る。

Bestエフォート
本社所在地 : 東京都豊島区東池袋4-21-1 アウルタワー4階
設立 : 2012年6月  社員数 : 400人(グループ含む)人  資本金 : 6000万円円
事業内容 : 光通信回線の代理販売、不動産会社向け付帯商品営業代行やコールセンター業務
経済評論家 亀岡大郎氏のサムネイル画像

経済評論家 亀岡 大郎

大正15年京城生まれ。新大阪新聞経済部長を経て、経済評論家となる。文藝春秋、サンデー毎日など一流紙で、経済・財界問題を中心に、精力的な活動を続ける一方で「自動車戦争」「ゲリラ商法」「IBMの人事管理」などベストセラー多数。

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