リストグループ 首都圏で電力小売事業開始
企業|2019年06月27日
年内1000世帯の契約目指す
リストグループで不動産賃貸事業などを行うリストプロパティーズ(神奈川県横浜市)は、11日より電力小売事業をスタートした。
商品名は『Listでんき』。東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)の送配電網を使用し供給する。供給エリアは関東圏と山梨県、静岡県(富士川以東)。
特徴は、わかりやすい料金体系と使用料の見える化にある。基本料金は東京電力エナジーパトナー(東京都中央区)と比較し約半額。従量単価は一律で分かりやすくした。また、サイトのマイページから月毎、日毎、30分毎の使用量の確認ができる。
同社が電力小売事業を開始したのは、新規顧客開拓と、以前リストグループで住宅を購入した層への満足度向上を図るためだ。生活に不可欠な電気を扱うことによって、あらゆる世帯にアプローチできる。まずは、チラシやホームページなどで認知を図り、年内1000世帯の契約数を目標とする。