全世界での不動産運用額が3780億ドル(約41兆円)を誇る世界的投資ファンド、ブラックストーン・グループ(以下、ブラックストーン:米ニューヨーク州)が日本での不動産投資に積極姿勢を見せている。その中でも注目しているのが賃貸住宅だ。日本での投資方針、グローバルな目線で見たときの日本不動産の魅力と課題について、ブラックストーン不動産部門日本代表の橘田大輔氏に聞いた。
取得に積極姿勢見せる
国内不動産全体の投資 20年は約6000億円
ブラックストーンの日本不動産の運用額は約1兆円に及ぶ。2020年だけで約6000億円を投じており、3000億円や1100億円規模の大型案件をファンドなどから取得する動きが目立った。