創立60年 オーナー支援続ける

一般財団法人住宅改良開発公社

2015年10月10日

不偏の立場からアドバイス

一般財団法人住宅改良開発公社(東京都千代田区)が、設立から60周年を迎えた。
賃貸住宅の建築時、住宅金融支援機構など金融機関から融資の保証を行う事業で存在感を発揮し続けている。
1955年、住宅不足の時代に誕生した同社の塩島高雄理事長に聞いた。

 ――設立から60年で、業務に変遷がありました。

塩島理事長 「当初は住宅が圧倒的に足りない時代でした。今では、ご存じの方も少ないと思いますが、もともとは消費者団体の要請から住宅の増改築について相談を受ける業務から始まった団体です。工事の設計、見積もり、融資の斡旋など具体的な対応を行いました。業務開始から半年で1000件以上の相談が寄せられたというのが、住宅不足が切実な問題であったことをうかがわせます。その後30年ほど前から時代の要請を受ける形で、一般住宅よりも建築資金が多く必要な賃貸住宅建築への保証事業を開始し中心業務になっていきました。アパートローンも種類が少ない時代でした。」

 ――今は家余りの時代です。果たすべき役割も変わってきている。

塩島理事長 「人は移り住みますし、建物は必ず新陳代謝します。我々が行った調査研究でも賃貸住宅自体の需要はなくなりません。これから、住まい方はますます多様になっていくはずです。融資保証の側面から賃貸住宅建築を支援していく点は変わりません。」


 ――今後、取り組んでいきたいことは。

塩島理事長 「平成2年からオーナー向け情報誌・HARMONYを発刊していますが、こうした賃貸経営にまつわる情報は積極的に発信し続けたいです。今年は、賃貸住宅の建替えに関する情報などをまとめた『賃貸経営ガイドブック』も作製しました。多くの方に読んでいただきたいです。考えてみれば、我々は建築・管理会社などの事業者としがらみなしで、満遍なくお付き合いできます。中立の立場からオーナーにアドバイスできる数少ない機関です。設立当初の相談業務に立ち返り、オーナーと対話できる機会を増やしたいと思います。その一環で、オーナー向けのセミナーの主催も始めました。10月31日に東京会場、12月6日には名古屋でセミナーを予定しています。気軽にご相談に来ていただきたいと思います。」

検索

アクセスランキング

  1. JICA/翔設計、エルサルバドルに「団地」

    独立行政法人国際協力機構,翔設計

  2. 原油高騰、賃貸住宅の工事直撃

    エヌ アセット,グローバル住研,グローバルセンター,三福 管理センター

  3. 管理会社の工事提案進む

    常口アトム,小菅不動産,エコホームズ,アズマシティ開発

  4. シノケングループ、オーストラリア法人設立 都市部にコリビング展開

    シノケングループ

  5. アローペイント、大規模修繕工事で工程調整

    アローペイント

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ