都内で36棟約2000室を運営
グローバルエージェンツ(東京都渋谷区)は14日、首都圏を中心に運営しているソーシャルアパートメントの昨年度平均稼働率が92.9%だったと発表した。
同社は現在36棟約2000室のソーシャルアパートメントを運営しており、入居者の募集はすべて自社サイトで行っている。2016年4月~17年3月の問い合せ人数は6260人で、前年度の4914人から27.4%増えた。特に都内で一般賃貸住宅からの住替えニーズが増加したという。
17年3月にオープンした全134室の『ワールドネイバーズ清澄白河』は、1Kで賃料の最多価格帯が9万4000円と比較的高額でありながら、約700件の問い合せがあった。うち半数以上が都心の一般賃貸住宅からの住み替えだった。同物件はランドリーとカフェを併設しており、3カ月で満室になった。
ソーシャルアパートメントとは、リビングやダイニングなどの共有スペースや設備が充実し入居者同士交流することができつつ、個室でプライベートも確保されている大型のシェアハウスのこと。