不動産ビジネスの国際化に対応
電子契約システム『CloudSign(クラウドサイン)』の開発を手掛ける弁護士ドットコム(東京都港区)は23日、AI(人工知能)による契約関係書類の自動翻訳サービスを不動産会社向けに販路拡大することがわかった。
近年では、外国人入居者の増加や留学エージェント企業との提携など、不動産業会でも海外に目を向けた事業展開が増加している。煩雑な契約内容や申請書類などの翻訳により、業務効率の改善が期待できる。
英文による契約書や、定款、法務文書などをファイル形式を変えずに翻訳することが可能。サービスページログイン後、文書をアップロードすると、文書量が約10ページでも数分で翻訳が完了する。汎用(はんよう)的な自動翻訳ではなく、各業界の専門分野ごとに意訳することができるため、正確な翻訳が期待できる。