管理会社向け業務支援システムを提供するBambooboy(バンブーボーイ:東京都武蔵野市)は8月22日、同社のクラウド型賃貸管理システム「ReDocS(リドックス)」に新機能を追加した。
入居者とのチャット可能に
新機能の「入居者マイページオプションサービス」では、入居者専用のマイページ内のお知らせやチャットなどを通じてコミュニケーションを取ることができる。
特徴的な機能は三つある。一つ目は「一斉通知機能」。管理会社から入居者に物件の工事日程や入居マナーに関する注意喚起などを通知することができる。二つ目は「メッセージ(チャット)機能」で、設備不良に関するやりとりなどをチャット上で行うことが可能になる。三つ目は「資料室(データダウンロード)機能」。入居者が設備の説明書や更新に関する資料をマイページから閲覧したりダウンロードしたりできるようになる。
ReDocSは2015年から販売を開始。シンプルな操作性と月額2980円(税別)からの低価格で利用できる点が強みだ。23年9月末時点で約1200社の利用実績を持つ。新機能では、入居者とのやりとりにおける電話や案内の掲示の手間を削減したいという管理会社の声を受け開発に至った。高田圭佑社長は「今後も機能を増やしReDocSで賃貸管理業務のすべてが行えるようにしていく」と語る。
新機能は初期費用2万9800円、基本プランによって異なるが月額1980円(いずれも税別)から利用できる。
(2023年10月2日9面に掲載)