ディライト、重説の95%を外部委託【2024年賃貸仲介件数ランキング】

ディライト

管理・仲介業|2024年01月03日

  • twitter

 年間賃貸仲介件数(以下、仲介件数)800件のディライト(富山市)は、前回の240位から、204位へ伸長した。2020年から、契約業務を外部委託することにより営業担当の生産性を向上。平均来店成約率は20年の70%から、23年には75%まで高まった。年間成約件数は800件と、20年比で280件伸びた。賃貸仲介事業の売り上げは5600万円。2020年から、1600万円増えている。

 同社が重視したのは、営業担当者の提案時間を多く確保することだ。そのために、21年にIT重要事項説明(IT重説)を導入した。3人の宅地建物取引士(宅建士)に外部委託し、入居希望者へ重説をしてもらう。23年には重説のほとんどがIT重説となっており、新規契約の重説業務の約95%を外部委託しているという。以前は、店長が7、8人立て続けに店舗で重説をしていた。外部委託したIT重説を開始してから、店長や営業担当者が新規顧客に対応する時間を確保できるようになった。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『2024年賃貸仲介件数ランキング409社(1位~10位)』

検索

アクセスランキング

  1. 春の社宅需要、増加傾向

    S‐FIT(エスフィット),タイセイ・ハウジー,FPR,アパルトマンエージェント

  2. 三好不、大東建託FCに加盟

    三好不動産,大東建託リーシング

  3. タカラスタンダード、リフォーム領域 さらに強化【新社長インタビュー】

    タカラスタンダード

  4. のうか不動産、IT重説に「業務委託」を活用

    のうか不動産

  5. NITOH、不動産開発で年商93億円【成長企業インタビュー】

    NITOH(ニトウ)

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ