不動産情報サービスを手がけるアットホーム(東京都大田区)は、5月24日、2024年1~3月期の不動産仲介業の景況感調査を発表した。回答を指数化した「業況DI」は、賃貸において全14エリア中13エリアで前期比アップ。特に単身者の住替え需要が回復した。中でも東京23区では、賃貸のDI値が58.6と過去最高を記録。賃貸市場の好調が目立つ結果となった。
執行役員データマーケティング部磐前淳子部長は「ファミリー向け物件の賃料は引き続き上昇するだろう」と話した。
同調査は、全国13都道府県のアットホーム加盟店1857店舗を対象に、3月12日~25日の期間にインターネット上で実施。今回で41回目となった。
(2024年6月17日2面に掲載)